惣一郎さんっ!!
一刻館の庭先の小屋に住む、響子の愛犬「惣一郎さん」にかわるがわる話しかける住人たち。しかし皆、シロ、コウ一郎などと適当な名前で呼ぶが、それにもかかわらず反応してしまう惣一郎さんに腹を立てる響子。
午後の雨に備え、朱美が雨漏りする屋根の修繕を響子に依頼する。朱美は上述の惣一郎さんの件で独り言をつぶやく響子を目撃し、響子に男がいると勘違いして五代に報告してしまう。
屋根の修繕中、居眠りする響子に五代は見とれるが、「惣一郎さん」と寝言でつぶやく響子にショックを受ける。しかし後ほど「惣一郎さん」とは犬の名前であることを賢太郎から聞かされ、納得し安堵するのであった。
考察など
五代の真の最大のライバルとなる「惣一郎さん」という名前が登場する。伏線として響子は「自分の名前をなんだと思ってるの」「私の一番大切な人の名前をいただいた」と、「惣一郎」という名前の大切さを印象付ける発言をしている。
独り言だが五代は屋根の修理をする響子に向かって、好きだと言っている。
日時
昭和55年(五代が19歳の年) 11月
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